2014年 11月 25日

庄内にて。酒田編

カテゴリー Travel

最近、PCに向っていることが多くなり、同じ姿勢をしているせいか、
右肩が後ろにまわらなくなってきて(いわゆる四十肩?)、「これはいかん!」と
温泉で体を休める事に。
上野朝子さんがうつわなどをセレクトされている温泉旅館「湯どの庵」が山形の鶴岡にあり
前から気になっていたので、そちらに空路で向かいました。

庄内空港は酒田と鶴岡のまん中あたりにあり、まずは酒田へ。

酒田といえばJRのポスターや「おしん」などでも有名な山居倉庫が有名ですが
カメラマンとしてはまずここは外せません。
酒田出身の写真家、土門拳の記念館(酒田市写真記念館)。

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久しぶりに訪れました。
今回は初めて絵と書をみる事ができましたが、若い頃は画家を目指されていたそうで、色彩感覚や構成が見事。
体をこわされて、リハビリもかねて左手で書かれていた作品も味がある。執念でしょうか。
写真は道具を使うのでそう思われる方は少ないかもしれませんが、絵心が無いと、やっぱりダメなんですよね。
絵は描けないので、せめて、もっと様々なものを見て吸収しないと。考えさせられます。
あと、気づいた事がひとつ。
こどもに向けられた優しい視線を感じる写真を見たあとに、「古寺巡礼」の仏様の写真を見ると、今までは硬質に感じていた写真に同じような優しい視線を感じるのは私だけでしょうか?

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酒田は昔、大坂の堺に並ぶ商人の町で、当時の豪商たちの面影を残す建物も。
6千坪(約2万平方メートル)もの敷地を持つ本間家別荘(本間美術館本館)。
本間家が江戸末期に藩主酒井侯の領内巡検宿泊施設として建てたそうですが、これは港湾労働者の冬期失業対策としてとの事業だそうです。
今だったら国や自治体が行う事で、民間の仕事ではないですよね。すごいですね。本間家、懐広すぎです。

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旧鐙屋。
元廻船問屋さん。今でも鐙谷家が所有されているそうです。素敵な空間ですね。
酒田はたびたび強い海風の影響で大火になったそうで、火消し用の桶は必需品!?

酒田は知る人ぞ知るラーメン通の町。
まったく知りませんでしたが、「酒田の味」というのではなく、お店によって違う味付けで、かえってそれが面白くてラーメンの食べ歩きで訪れる方も多いそうです。
さすがに食べ歩く時間も体力も無かったので、ワンタンめんの美味しそうな「川柳」さんへ。

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懐かしの中華そば、といった優しい味わい。滋味があって胃も心もやすまります。

酒田の町は他にも昔の料亭など覗いてみたいところがあるので
再訪して、他のラーメンも食べてみたいですね。
いいかんじの喫茶店もいくつか見かけたので、喫茶店文化圏出身者としては気になるところです。

 

(SONY α6000、Vario-Tessar T* E 16~70mm F4 ZA OSS・Voigtlander Ultron 28mm F2 / i Phone 5S にて撮影)